パリ・サンジェルマンが早くも来シーズンに向けた陣容強化を進めつつある。

 今シーズンのパリSGは、リーグ・アンでは12度目の優勝をほぼ手中に収め、チャンピオンズリーグ(CL)ではレアル・ソシエダを破って、8強入り準々決勝ではバルセロナとの対戦が決まっている。

 パリSGは今夏の移籍マーケットで、レアル・マドリー行きが確実なエース、キリアン・エムバペの穴を最小限に留めるFWと中盤を強化しようとしている。

 ターゲットとして、FWにはヴィクター・オシメーン(ナポリ)、ラファエウ・レオン(ミラン)、ジョナサン・デイビッド(リール)、中盤ではベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)、ヨズア・キミッヒ(バイエルン)など大物の名前が挙がっている。

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 そんな中、専門サイト『PSG TALK』は3月18日、パリSGの関係者がFAカップ準々決勝のマンチェスター・C対ニューカッスル戦(3月16日)を観戦し、ニューカッスルのブラジル代表MFブルーノ・ギマランエスとスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクのプレーに注目していたと伝えている。

 同メディアによれば、パリSGの中盤の補強第一候補としてB・ギマランイスを挙げていて、1億1700万ユーロ(約181億4000万円)と言われている契約解除金を支払う可能性があると言う。イサクに関してはオシメーンやレオンを獲得できなかった場合の代案として考えているようだ。

 ニューカッスルからのダブル獲りを検討するパリSGだが、より交渉が難航しそうなのがB・ギマランイスで、マンチェスター・Cやマンチェスター・ユナイテッド、リバプール、チェルシーらメガクラブが獲得に関心を示している。今後の展開に注目が集まる

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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