元日本代表FWの武田修宏氏が、4月14日に公開された前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」の最新コンテンツに出演。レジェンドの三浦知良が読売クラブ(現・東京ヴェルディ)に加入した際のチームメイトの反応を語った。
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 静岡学園高を中退してブラジルでプロになっていたカズは、23歳だった1990年に帰国。初めて日本のトップリーグでプレーすることになった。

 移籍先だった読売クラブは当時、ラモス瑠偉らを擁し、国内で日産自動車(現・横浜F・マリノス)と並ぶ看板チームだった。チームのエースだった武田氏は、ブラジルで実績のあったカズといえども、特別視していなかったと振り返る。
 
「ラモスさんのチームだったから。カズさんが来ても、今はカズさんが凄いけど、当時は『ブラジルから来る。あっ、そうなんだ』ぐらいで。そこまで凄いっていう(感覚でっはなかった)。みんな個性強いから。『ほ〜』ぐらい」

 実際、徐々に慣れてきたカズが、結果を出すようになってから、チームの軸になっていったという。

 読売クラブはその後、ヴェルディ川崎としてJリーグ初年度の93年から2年連続で二冠を達成。エースとして眩い輝きを放ったのが、キングカズだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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