フランクフルトに所属する元日本代表MFの長谷部誠が4月17日、今シーズン限りでの現役引退を発表した。

 フランクフルトの公式Xによれば、約8年に渡って日本代表のキャプテンも務めた40歳は、「家族などと相談して今が良い時期と総合的に判断した」と語っている。

 その長谷部と共に2度のワールドカップに出場した元日本代表DFの内田篤人氏は、同日に放送された「報道ステーション」に生出演。自身も長くプレーしたブンデスリーガでキャリア終える名手に言葉を送った。

「会見後に連絡をいただきまして、引退後は内田と違い、怠けずにボールを蹴ると宣言されておりました」
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 冗談交じりにそう切り出した内田氏は、大越健介キャスターから、「あれだけ長い間、ドイツで活躍して、ドイツでの指導者の声もあがるぐらい。いないですよね、そういう方?」と質問を受けると、こう答えている。

「これだけの経験をされている方はいないです。いま、もう(指導者)ライセンスを取りに行っている段階ですので、彼が指導者として日本サッカーを強くしてもらえれば僕もすごくうれしいです」

 シャルケのレジェンドは、「今後どうされるかはわからないですが、僕は『引退後も楽しいですよ』と伝えましたので、長谷部さんらしく生活してほしいなと思います」と続け、こう労った。

「本当、長谷部さんの足って傷だらけなんですよ。口には出さないんですけど、そういった戦う覚悟とかも、見てきましたので、本当にお疲れ様でしたと言いたいですね」

 最後の雄姿を見られるのもあと5試合だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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