日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が4月18日、今季限りでの現役引退を発表した元日本代表MFの長谷部誠へメッセージを送った。

 2002年に浦和レッズでプロキャリアをスタートさせた長谷部は、08年1月にブンデスリーガのヴォルフスブルクに活躍の場を求め、2年目にはリーグ優勝を経験。13年9月にニュルンベルクに移籍し、翌年からはフランクフルトでプレーしている。

 現役時代には長谷部とも対戦経験のある宮本会長は、日本サッカー協会を通じて、40歳となったレジェンドを称えた。

「浦和レッズでプレーしていた頃、中盤からドリブルで持ち上がって前線で得点に絡むプレーを数多くしていたことが強く印象に残っています。そこから22年にわたり、プロサッカー選手としてのキャリアを積み重ねていく中で、監督が求める戦術などに応じて、自身のプレースタイルを変えながら昇華させてきた稀有な選手だと思います。

 ブラジルで行なわれたワールドカップの前、テレビ番組の収録で日本代表のキャプテンについて話したことを覚えています。実際に体験した同士だからこそ分かり合えるものがあったと感じています」
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 また引退後に関しては「今後は指導者としてキャリアを極めていくと聞いていますので...」として、次のように期待を込める。

「ピッチで培ってきたさまざまな経験を生かしつつ、ドイツでの成功につなげてもらいたいと期待していますし、日本のサッカーの発展にもぜひ貢献して欲しいと思っています。長い間お疲れさまでした」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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