4月21日に開催されたラ・リーガの第32節で、久保建英が所属する6位のレアル・ソシエダが9位のヘタフェと敵地で対戦。1−1のドローに終わっている。

 2試合連続のベンチスタートなり、後半頭から投入された久保が魅せたのが78分だ。右サイドでボールを受けると、キレキレのドリブルで2人を抜き去ってラストパス。しかし、これを受けたFWウマル・サディクがシュートを大きく外してしまった。
【動画】久保がキレキレのドリブル突破で好機創出
 現地メディアも一定の評価を与えている。ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』はチーム全体に厳しい点数をつけたなか、「5点」を与えてこう評している。

「予想通り、いいコンディションではなかったが、最も危険を引き起こした」

 また、『El Desmarque』のギプスコア版は「6点」で、「100%ではない。だからイマノル(・アルグアシル監督)は最初から彼に起用しなかったのだ。 彼はソシエダの攻撃に機動力を与えた」と寸評を添えている。

 違いを作り出したのは、やはりこのレフティだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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