現地時間４月21日に開催されたプレミアリーグ第34節で、遠藤航を擁する３位のリバプールは、12位のフルアムと敵地で対戦。トレンド・アレクサンダー＝アーノルド、ライアン・フラーフェンベルフ、ディオゴ・ジョッタがゴールを奪い、３−１で快勝した。

　３日前のアタランタ戦は、ヨーロッパリーグ10試合目にして初めてスタメンを外れ、出番なしに終わった遠藤は、先発に復帰し、フル出場で躍動。派手さはないものの、二次攻撃に繋がるセカンドボールの回収や、局面局面で球際での強さを発揮し、フルアム撃破に貢献した。

　地元メディアは高評価を寄せており、『Liverpool ECHO』は「コディ・ガクポと他１名が素晴らしかった」と題した採点記事で、日本代表キャプテンにガクポと並んでトップタイの８点を付与。寸評には次のように綴った。

「序盤はボールキープに苦しむ場面もあったが、常にリバプールを攻撃に向かわせようとした。後半はさらに調子を上げ、素晴らしいプレーの鍵となった。ボールを奪って素早く動かした」
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　また、『Anfield Watch』は７点を提示。やはり尻上がりに良くなったと評した。

「ビルドアップのところでボールを奪われるなど、不安定な前半を経て、改善された。ブレーク後は落ち着きを取り戻し、粘り強さも増した」

　アーセナル、マンチェスター・シティと熾烈な優勝争いを繰り広げるリバプールにあって、遠藤は残りの５試合でも確かな活躍を見せられるか。わずか中２日で迎える次戦は、マージーサイドの覇権を争う宿敵、エバートンとのダービーだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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