アーセナルのミケル・アルテタ監督が、4月28日に開催されるプレミアリーグ第35節のトッテナム戦を前に会見に出席。敵将のアンジェ・ポステコグルーについて語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 現在58歳のポステコグルー監督は、母国オーストラリアのクラブや代表を率いた後、2018年に横浜F・マリノスの指揮官に就任。すると、それまで守備的なイメージが強かったチームに攻撃的サッカーを根付かせ、翌年に15年ぶりのJ1リーグ制覇に導いてみせた。

 2021年にセルティックに活躍の場を移しても勢いは止まらず。古橋亨梧、前田大然、旗手怜央らを擁し、宿敵レンジャーズを寄せ付けない圧倒的な強さで、スコットランドリーグ2連覇を果たした。

 そして昨夏、さらなるステップアップで、満を持して世界最高峰のプレミアリーグへ。飛躍するオーストラリア人指揮官について、アルテタ監督は次のように賛辞を寄せた。
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「彼が今やってのけている仕事に本当に感銘を受けている。それ以前に関してもそうだ。オーストラリア代表や、日本にいた頃も知っているからね。セルティックにいた頃も追っていた。常に明確な方向性とアイデンティティがあり、私は彼のチームのプレーが大好きだ。非常に優秀だと思う」

 42歳のスペイン人指揮官はまた、「ポステコグルーはノースロンドン・ダービーに際し、戦術に手を加える?」と問われた際は、こう答えた。

「彼らが何をするかは分からない。とはいえ、彼らは多くを変えておらず、非常に一貫している。それがたぶん、ここまでやってきたことの最大の長所だと思う。まあ、試合では状況が変わる時もあるし、必要に応じて微調整できるようにしなければならない」

 マンチェスター・シティ、リバプールと熾烈な優勝争いを繰り広げるアーセナル。5位の宿敵トッテナムを敵地で打ち破れるか。日本代表DF冨安健洋と、韓国代表FWソン・フンミンの日韓対決も大注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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