マンチェスター・ユナイテッドの元主将ロイ・キーン氏が、宿敵マンチェスター・シティの絶対エース、アーリング・ハーランドを独自に“格上げ”した。英メディア『SPORT BIBLE』が伝えている。

 現地時間4月28日に開催されたプレミアリーグ第35節で、アーセナルと優勝を争うシティは、下位に沈むノッティンガム・フォレストと敵地で対戦。途中出場のハーランドが、ケビン・デ・ブライネのアシストで奪った得点などで、2−0の快勝を収めた。

 以前に「ハーランドはヘディングやゴール前でのプレーは世界一だと思う。しかしプレー全般があまりにお粗末で、ほとんどリーグ2(4部)の選手のようだ」と噛みついていたキーン氏は、フォレスト戦後に改めて、今を時めくノルウェー代表FWに言及した。
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 辛口ご意見番として名を馳せる52歳はまず、「チャンピオンシップ(2部)の選手のようだった。彼は大きく成長した!」と懲りない一言で笑いを誘ったうえで、こう語った。

「ゴールスコアラーという意味では、本当に素晴らしい。フィニッシュのクオリティは疑いようがない。それに能力をより引き出す、ケビン・デ・ブライネのような選手がいる。あとは彼が見せたキレの部分だ」

 宿敵のレジェンドの中で、ちょっとずつ評価が高まっているハーランド。シーズンを締め括るFAカップ決勝では、他でもないユナイテッドと対戦するなかで、今季中にプレミアリーグレベルまで辿り着けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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