ウズベキスタンが歓喜のパリ五輪行きだ。現地4月29日、パリ五輪予選を兼ねたU-23アジアカップの準決勝がカタール・ドーハで行なわれ、ウズベクはインドネシアと対戦。ボール支配で上回りながらも相手の堅陣を崩せずにいたが、68分と86分にゴールを奪って地力の差をみせつけた。2−0の快勝を飾ってファイナル進出を決め、悲願の五輪初出場を果たしている。
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 その一戦を速報で伝えたのが中国メディア『捜狐体育』だ。主審を務めたのは中国出身の沈寅豪(シェン・インハオ)氏。同メディアは「見事なジャッジで荒れた試合をコントロールした。まさにキーパーソンだったと言える。中国の審判は依然としてアジアトップレベルだ」と胸を張った。両チーム合わせて警告5枚で、83分にインドネシアDFに提示された一発退場もかなり微妙なジャッジだったが、母国の評価はすこぶる高かったようだ。
 
 さらに同メディアは「ウズベキスタンがついに世界への扉を開いた。インドネシアも急成長をみせ、両チームの戦いは十分に見事があり、レベルも高かった」と評した。中国は今大会でもグループステージ敗退の憂き目に遭っており、「またしても呪縛を解き放てなかった。このままではライバルたちにどんどん追い抜かれて、中国はアジアの四流に落ちてしまうだろう」と警鐘を鳴らした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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