現地4月30日に開催されるチャンピオンズリーグ(CL)の準決勝・第1レグで、レアル・マドリーはバイエルンと敵地で対戦する。

 この一戦を前に、会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督が、敵将のトーマス・トゥヘルを「素晴らしい指揮官だ。彼をとても尊敬しているし、大好きだよ」と称えつつ、次のように意気込みを語った。クラブの公式サイトが伝えている。

「高いクオリティを持っているし、多くのタレントを揃えるチームが相手だと自覚している。準決勝を前に、私たちは不安と自信を同時に抱いているよ。90分ではなく、180分をかけて勝ち抜きたいと思っている」
【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
 準々決勝では、前回王者のマンチェスター・シティと激突し、2戦合計5−5でPK戦の末に凱歌をあげた。試合後に敵MFのベルナルド・シウバが「レアル・マドリーはおかしなチームだ。何もないところからゴールを決めてしまう」と語った件について問われると、指揮官は自身の考えを明かした。

「(その発言のことは)よく分からないが、私たちは奇妙なチームではないよ。この大会は経験がものを言うからね。ベルナルド・シウバに対して何も言うことはない。彼は素晴らしい選手だと思うし、昨年は彼らが優勝して、今年は私たちが勝利した。それがサッカーだ」

 CLで過去最多14度の優勝を誇る“白い巨人”は、バイエルン戦でもその経験を武器に勝利を手繰り寄せられるか。先勝を狙う第1レグは、日本時間で5月1日の4時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「イラクは死んでいた」「5失点でもおかしくなかった」大岩Jに完敗で、相手国のファンは憤慨「日本とはパフォーマンス、プラン、経験が明らかに違う」

【記事】「容赦なく外す」“上田の恩師”のリバプール新監督就任なら遠藤航はレギュラー剥奪と現地予測。代わりに起用を予想したのはまさかの...

【PHOTO】U-23アジア杯に駆けつけた各国の美女サポーターを特集!