現地時間4月29日に開催されたラ・リーガ33節で、バルセロナはホームでバレンシアと対戦。エースのロベルト・レバンドフスキがハットトリックを挙げる大活躍を見せ、4−2で勝利を収めた。

 この一戦で物議を醸しているのが、36分のシーンだ。抜け出したバレンシアのFWペテル・ゴンサレスを、バルサのDFロナルド・アラウホがスライディングで足をかけて倒してしまい、PKを献上。これをMFのペペルに決められ、一時逆転となるゴールを許したのだ。

 アラウホはスピードで追いついていて、後ろには守護神のマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンも控えていたため、無理にスライディングするシーンではなかった。加えて、アラウホは約2週間前にも軽率なタックルで試合をぶち壊したばかりだ。

【動画】アラウホの軽率なPK献上シーン


 16日に行なわれたチャンピオンズリーグ準々決勝・第2レグのパリ・サンジェルマン戦。トータルスコアで2点リードの29分、抜け出したブラッドレー・バルコラを手で引っかけて倒してしまい、決定機阻止でレッドカードを受けたのだ。

 これで数的不利となったバルサはその後、1−4で悪夢の逆転負けを喫し、準決勝進出を逃した。今回は幸いPKを取られただけで、カードの対象にはならなかったが、またもや敗北に直結し兼ねないプレーを見せたアラウホには、バルサファンを中心にSNSなどで悲鳴が上がっている。

「穴すぎる」
「PK製造機で草」
「直近で2回はバカやろ」
「そろそろUFCに移籍したほうがいいのでは?」
「まじで売るべきやと思う」
「CLから何ひとつ学んでないな」
「脳筋ってこういう奴のことを言うんやな」
「ファウルの場所によってはまた退場してて笑えないんだけど」
「バルサを負かせたいの?」

 シーズン終盤戦は17歳のパウ・クバルシとコンビを組むことが増えているアラウホ。若いCBを牽引するような“大人の”プレーを見せてほしいものだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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