復調した鎌田大地に名門ユベントスが関心と現地報道!「特徴と市場価値から適切な補強だ」
監督交代を機に状況が好転したことで、鎌田大地はラツィオに残留するか注目されている。ただ、出場機会が増え、評価が高まれば、他クラブからの関心も引きつけて当然だ。
『Tuttosport』紙の報道として複数メディアが伝えたところによると、イタリア最大の名門ユベントスが鎌田に関心を寄せているという。
鎌田とラツィオの契約は1年で、今季いっぱいまでとなっている。だが、選手が行使可能な延長オプションがついており、近日中に決断が下される見込みだ。
マウリツィオ・サッリ前監督の下ではチームと合わず、ピッチに立つ機会が減っていった。だが、イゴール・トゥドール監督が就任してからは、リーグ戦全試合でスタメンに名を連ねている。直近はフル出場が続いており、存在感は高まるばかりだ。指揮官からも賛辞が寄せられている。
そのため、ラツィオは来季に向けて鎌田の“確保”を望んでいると言われる。クラウディオ・ロティート会長は先日、本人が決断をうながすコメントを口にしていた。
だが、フリーで鎌田を獲得できる可能性があり、イタリアのプレーに慣れつつあるのなら、興味を示すクラブが出てきても不思議ではない。
【動画】復活した鎌田が7か月ぶりに絶妙のアシスト
ユベントス専門サイト『juventusnews24』は、Tuttosport紙の報道を伝えつつ、「特徴と高額すぎない価格から来季に向けた適切な補強」と評価。「まずはラツィオとの関係続行を望むかどうかを理解する必要」と伝えている。
セリエAで現在3位のユベントスは、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に迫っている。欧州最高峰の舞台に立てることが決まれば、鎌田にとっても新天地の候補となるかもしれない。
ただ、今季も無冠のユベントスは、マッシミリアーノ・アッレーグリ監督の進退が常に騒がれている。来季のチームを率いる指揮官が誰になるかは、鎌田にとって重要なポイントとなるだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「カマダを中心に置き、再生させた」鎌田大地を主力に抜擢→復活させたラツィオ指揮官に現地喝采!「その選択は報われた」
【記事】「カマダは並外れた選手だ」鎌田大地をラツィオ指揮官が称賛!「働き者でプロフェッショナルだ」
【記事】「出ていない時も、彼はすごく仕事をしていた」躍動した鎌田大地に同僚のブラジル代表FWが賛辞!「カマダは献身的だった」