昨夏にシュツットガルトからリバプールに加入した遠藤は当初、イングランドではほぼ無名の存在だったため、シーズン中盤からの活躍ぶりは驚きを与えた。リバプールが獲得寸前でチェルシーに奪われたモイセス・カイセドよりも格安でいい補強だったとの声も少なくない。

 そんななか、「サプライズではなかった」と主張したのが、リバプールOBのディトマー・ハマン氏だ。リバプールの地元メディア『Liverpool Echo』でこう発言している。

「彼が来たとき、必ずしもビッグネームが必要だったわけではない。カイセドを1億数千万ユーロで獲得できなかったのは幸運だったかもしれない。なぜなら、彼(エンドウ)がどれほど優れた選手であるかを知っていたからだ」
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 元ドイツ代表MFは、「私がずっと言っていたのは、彼は非常に規律正しく、技術的にとても才能があり、両足を使え、絶対的なチームプレーヤーであるため、何人かの人々を驚かせると思うということだ」と称賛。こう続けている。

「私はまったく驚かないよ。おそらくプレミアリーグのペースに慣れるために、リズムに乗るまでに数週間か数か月かかったが、私をまったく驚かせていない。彼は一流の役者だよ」

 日本代表MFはプレミアリーグでも活躍できる――。そう確信していたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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