ベルギーのシント=トロイデンVVでプレーする日本代表GK鈴木彩艶の「推定市場価格」に、韓国から異議ありの声が上がった。
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 韓国メディア『OSEN』は「エイプリルフールか? アジアカップでミスを連発した日本人GK鈴木彩艶の市場価格が、なんと30億ウォン(約3億3000万円)を超えているのだ」と題した記事を掲載。推定市場価格はドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が独自のデータと評価基準を元に定めている数値で、全世界のプロフットボーラーを対象に日々更新しているものだ。鈴木の数値は3月22日におよそ3か月ぶりに更新され、前回の100万ユーロ(約1億6700万円)から200万ユーロ(約3億3600万円)に倍増された。これが不適切だと主張するのだ。

 同メディアは「4月のエイプリルフールの冗談かと思ったが、現実だった。鈴木の価値が高騰していたのである」と皮肉を込め、「日本代表においてGKはもっとも弱点とされるポジションだ。そのなかで鈴木は1月のアジアカップでコメディのようなお粗末なプレーを繰り返し、何度もチームを窮地に陥れた。それが、30億ウォン近くの評価を得ている。3億ウォンでも多いと感じるが、その10倍の額である」と言いたい放題だ。

 とはいえ、200万ユーロは決して“高すぎる額”ではない。

 鈴木は『transfermarket』の日本人選手ランキングでは、あくまで28番目という位置だ。1位の久保建英(レアル・ソシエダ)が6000万ユーロ(約100億円)で、2位の三笘薫(ブライトン)が4500万ユーロ(約75億5000万円)であることを考えれば、少なくとも高騰はしていない。
 
 さらに同じ200万ユーロの28位タイには三好康児(バーミンガム)、橋岡大樹(ルートン)、鈴木優磨(鹿島アントラーズ)といった実力者たちの名がある。鈴木の21歳という若さとポテンシャルを鑑みれば、それまでが低すぎたとも言えるだろう。今シーズンもベルギーリーグのSTVVで正守護神としてフル稼働中。現時点での200万ユーロは至極妥当な数値だ。

 ちなみに韓国人選手で200万ユーロの評価を付けられているのは、韓国代表の21歳FWヤン・ヒョンジュン(セルティック)のみ。鈴木との間にどれだけの差があるだろうか。

 アジアカップ中も鈴木に対して手厳しい論調を展開していた韓国メディア。『OSEN』は「190センチの恵まれた体格を持つ鈴木だが、GKとしてもっとも重要な状況判断能力に劣る。移籍専門サイトの信頼性には疑問を抱かざるを得ない」との見解で結んでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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