5月11日に開催されたプレミアリーグ第37節で、マンチェスター・シティはフルアムと敵地で対戦。4−0で大勝し、首位に浮上した。

 ここ最近絶好調で、DFながら絶対エースのアーリング・ハーランドばりに得点を量産しているのが、ヨシュコ・グバルディオルだ。22歳のクロアチア代表レフティは、フルアム戦でも果敢な攻撃参加で2ゴール。自身が出場した直近の公式戦7試合で5ゴールとなった。

 この日はまた、“プロフェッショナル”な一面でも大きな注目を集めた。終了間際にフリアン・アルバレスがPKを獲得した際、チームメイトから「ハットトリックを狙うか?」といったような声を掛けられるも固辞。結局、アルバレスが自ら蹴り、勝負を決定づける4点目を挙げた。
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 英紙『Daily Mail』によれば、グバルディオルは試合後に「なぜPKを蹴らなかったのか?」と問われると、チームの指示に従っただけだと答えた。

「2ゴールを決めたし、クリーンシートも達成した。本当にハッピーだよ。僕が蹴ることについても話し合ったし、もちろん蹴りたかったけど、僕らにはキッカーがいるからね。最終的にフリアンが務めて、ゴールを決めてくれた」

 DFでハットトリックなど、そうそう達成できる機会はない。それでもフォア・ザ・チームに徹する姿に、SNS上は「どこまでできた男なんだ」「本当にスーパープロフェッショナル」「エリートチームとグッドチームの違いだ」「全選手が見習うべき」といった称賛の声で溢れている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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