現地時間5月19日に行なわれたプレミアリーグの最終節で、冨安健洋が所属する2位のアーセナルが15位のエバ―トンとホームで対戦した。

 アーセナルが逆転で20年ぶりの優勝を果たすには、2ポイント差で首位のマンチェスター・シティがウェストハム戦で引き分け以下に終わったうえで、勝利が絶対条件となる。

 序盤から押し込んだアーセナルは6分、右サイドからライスが上げたクロスに、左SBで5試合連続スタメンの冨安がヘッドで合わせるも、惜しくも枠を捉えられない。

 16分にもマルチネッリが切れ込んでチャンスを迎えるも、敵GKピックフォードの好セーブに阻まれた。

 32分のピンチは、敵FWキャルバート・ルーウィンのシュートがポストに直撃。跳ね返りからのシュートも枠を外れる。

 迎えた40分、敵MFゲイエのFKが壁に入ったライスに当たってゴールに吸い込まれ、先制点を献上する。

 それでも44分、右サイドからウーデゴーが送り込んだグラウンダーのクロスを冨安がダイレクトシュート。鮮やかな今シーズン2点目で、同点に追いつく。
【動画】冨安の鮮やかな同点ゴール! 右足で正確なダイレクトシュート
 後半に入って59分、アーセナルはガブリエウ・マガリャンイスが負傷で交代。ジンチェンコを左SBに入れ、冨安がCBに回る。

 63分のキャルバート・ルーウィンのシュートはGKラジャが好守で阻むと、67分にチャンスが訪れるもハバーツのヘッドはポストに嫌われる。

 72分にもウーデゴーが決定機を迎えるも、これもブロックされる。

 その後も猛攻を見せ、83分には途中出場のスミス・ロウがボレーを放つも、クロスバーに当ててしまう。

 しかし89分、ショートカウンターから、最後はハバーツがネットを揺らし、逆転に成功する。

 このまま2−1で勝利し、クラブ記録となる28勝目を挙げたものの、シティが3−1で勝ったため、2位フィニッシュ。20年ぶりのプレミア制覇は夢と消えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「とんでもない物を見た」「えぐい!なんでループ出来るの?」久保建英の凄技アシストにファン驚愕!「見たことないぞ。メッシ並み」
 
【記事】「アルテタ監督が熱望している」アーセナルが三笘薫の関心と現地報道!“トレード案”にも言及「誰にとっても都合の良い取引」

【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック