V・ファーレン長崎は13日、元日本代表FW玉田圭司氏とのアンバサダー契約が終了となったことを発表した。


 現在43歳の玉田氏は習志野高校から1999年に柏レイソルへ入団。その後、名古屋グランパス、セレッソ大阪、長崎などでのプレーを経て、2021シーズン限りで現役を引退した。キャリア通算ではJ1リーグで366試合に出場し99得点、J2リーグでも164試合出場34得点をマーク。また、日本代表としても通算72試合出場で16ゴールを記録した。


 現役引退後の2022年3月から長崎でクラブアンバサダー兼アカデミーロールモデルコーチに就任していたが、同クラブは2024年2月29日(木)をもってアンバサダー契約が終了となったことを明らかにした。


 これに伴い、長崎はクラブ公式サイトで「玉田圭司氏には、これまでクラブの広報・普及活動をはじめ、地域でのサッカー教室や地域貢献活動などクラブを代表して幅広く活動していただきました。クラブの発展のためにご尽力いただきましたことを心より感謝申し上げます」と感謝の声明を発表している。


 また、3月9日(土)に昌平高校サッカー部監督に就任したことも発表されていることから、長崎は「玉田圭司氏のより一層のご活躍をV・ファーレン長崎クラブスタッフ一同心よりお祈り申し上げます」と激励の言葉も送っている。


 そして、アンバサダー契約が終了した玉田氏は長崎のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。


「この度、V・ファーレン長崎アンバサダーとしての活動を終了し、埼玉県の昌平高校の監督をさせていただくこととなりました。活動の中でお世話になったパートナー企業・行政の皆様、ファン・サポーターの皆様、そして関わっていただいたすべての皆様には心より御礼申し上げます。今年度よりアンバサダーという形ではなくなりますが、J1昇格、J2優勝を心より応援しております。 引き続きよろしくお願いします」