ラツィオに所属するMF鎌田大地に今夏移籍の可能性が浮上しているようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』やイタリアメディア『フットボール・イタリア』などが伝えている。


 現在27歳の鎌田は昨シーズン限りでフランクフルトを退団し、昨年8月にフリーでラツィオに加入した。セリエA開幕から4試合連続でスタメンに名を連ねたが、その後は徐々に出場機会が減少。ここまで公式戦通算28試合に出場しているものの、スタメン起用は12試合で、1ゴール1アシストを記録するにとどまっている。


 先日、マウリツィオ・サッリ前監督が辞任し、新しくイゴール・トゥドール監督が就任したことで、ラツィオでは大きな変化があったものの、加入1年目のシーズンで苦しんでいる鎌田には今夏の移籍市場で移籍する可能性があるようだ。


 報道によると、鎌田の契約には今シーズン終了後にフリーで退団できる条項が付随している模様で、これを行使して退団する可能性が浮上しているという。なお、同選手にはアタランタやナポリなどが関心を示していることが報じられている。


 新監督を迎えたことで状況が大きく変わる可能性もあるが、果たして鎌田は今シーズン終了後にどのような決断を下すのだろうか。