バルセロナ所属ポルトガル代表FWのジョアン・フェリックスが4日、スペインの配信番組『Jijantes』に出演。ポルトガル代表のチームメートであるベルナルド・シルヴァをバルセロナに加えたいことや、ベルナルド・シルヴァ自身もバルセロナに興味を持っていることを明かした。


 現在29歳のベルナルド・シルヴァは母国であるポルトガルの名門ベンフィカでプロデビューを飾ると、モナコでのプレーを経て、2017年夏にマンチェスター・シティに加入した。移籍初年度から定位置を掴むと、昨シーズンは公式戦55試合に出場し7ゴール6アシストをマークするなど“トレブル”達成に大きく貢献。今季もここまでリーグ戦26試合の出場で6ゴール4アシストを記録している。これまで同クラブではFIFAクラブワールドカップで1度、プレミアリーグで5度、FAカップで2度、リーグカップで4度、コミュニティ・シールドで2度、チャンピオンズリーグで1度の優勝を経験した。


 マンチェスター・シティで順調にキャリアを歩んでいるベルナルド・シルヴァは、今季初めに同クラブと2026年まで契約を延長。しかし、過去に本人がバルセロナ加入を熱望していたとされ、バルセロナ側も獲得を目指していると報じられていることから、去就に注目が集まっている。


 ジョアン・フェリックスは、もし1日だけバルセロナのスポールディレクター(SD)になれるなら誰を連れてくるかという質問に対し「ベルナルド・シルヴァ」と回答し、続けて「ベルナルド・シルヴァを連れてこないと。彼は選手として素晴らしい、人間としては更に良い。彼は(バルセロナ所属ポルトガル代表DF)ジョアン・カンセロと同世代だ。現代では、選手たちは35歳、36歳でも先発としてプレーできる」と話し、ベルナルド・シルヴァをバルセロナに連れてきたいと説明。


 更にジョアン・フェリックスは「ベルナルド・シルヴァはバルセロナでの物事について自分に質問してくるんだ。気候とかね。それに対し、自分は全てが良いと答えている。また、彼は街の様子や、財政状況に関しても質問してきたよ」と話し、ベルナルド・シルヴァがバルセロナに興味を持っていることも明かした。