ニューカッスルに所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクに対して、称賛の声が相次いでいる。13日付けでイギリスメディア『BBC』が報じた。


 同日に行われたプレミアリーグ第33節トッテナム戦にセンターフォワードとしてフル出場したイサクは、30分と51分にゴールを記録。リーグ戦での得点数を「17」とし得点ランキング3位タイに躍り出るとともに、チームを勝利に導いた。


 加入1年目で10得点に終わった昨シーズンを上回る得点数に、イサクはトッテナム戦後「今フットボールをすることが本当に楽しいよ。我々がこのような日を過ごす時は特にね。メディアは常に記録や統計を見つけるようだが、僕は単にベストを尽くしてプレーするだけだ」とコメント。また同選手の活躍について、チームメイトのFWアンソニー・ゴードンは「(身体的に)フィットしているとき、彼と一緒にプレーすることは本当に良いことだ。ピッチ上では、彼がどれほど才能に溢れているのかが分かる」と語った。


 さらに、解説者の元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は「彼のランのタイミングは素晴らしい。多くの選手がオフサイドになるが、それらの細かいディテールがある。彼は最速である必要はない、なぜなら賢いからだ」とその技術面も称賛している。


 今節の2ゴールにより、2016−17シーズンにズラタン・イブラヒモヴィッチ(マンチェスター・ユナイテッド)が記録したスウェーデン人としてのプレミアリーグシーズン最多得点記録にも並んだイサク。その更新と今後の活躍に期待が高まっている。