水戸ホーリーホックは24日、MF井上怜がテゲバジャーロ宮崎へと育成型期限付き移籍することを発表した。期間は2025年1月31日までで、同期間中に水戸ホーリーホックと対戦する全ての公式戦に出場できないことを併せて伝えている。


 2001年1月18日生まれの井上は現在23歳。市立船橋高校から東洋大学を経て、2023年に水戸ホーリーホックに入団。ドリブルや左足のキックを武器に、ルーキーイヤーは公式戦30試合に出場した。


 まず、育成型期限付き移籍で水戸を離れる井上は、クラブ公式サイトでコメントを残している。


「この度テゲバジャーロ宮崎へ育成型期限付き移籍することになりました。水戸ホーリーホックというチームでプロのキャリアを始めることができ、水戸ホーリーホックでたくさんの出会いや感情があり、このタイミングでチームを離れることは悔しさもありますが、自分自身もっと良い選手になるために、移籍を決めました。スタジアムやアツマーレでは、サポーターの皆さんが気軽に話しかけてくれて、頑張ってと後押しをしてくれる。そんな皆さんには数え切れないほど救われたし、サポーターのために頑張ろうと思えました。とても感謝しています。水戸ホーリーホックを背負い良い報告が出来るように、自分が選んだこの道を正解に出来るように、宮崎を勝たせてきます。一年と少しありがとうございました」


 また、宮崎に育成型期限付き移籍加入する井上は、クラブ公式サイトで意気込みをコメントしている。


「テゲバジャーロ宮崎の皆さん水戸ホーリーホックから加入します。井上怜です。強い覚悟と宮崎を勝たせるという気持ちをもって来ました。自分の持ち味であるドリブルや左足のキックで皆さんをワクワクさせ、自分がチームを勝たせます。よろしくお願いします!」