マンチェスター・シティ・ウィメンズが、ウェストハムに所属しているなでしこジャパン(日本女子代表)DF清水梨紗の獲得を狙っているようだ。19日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 現在27歳の清水は2013年に日テレ・東京ヴェルディベレーザでデビュー。初年度から主力として活躍し、なでしこリーグ1部優勝5回、なでしこリーグカップ優勝3回、皇后杯優勝5回などに貢献した。また、なでしこジャパンでも主力として活躍しており、これまで77試合に出場している。


 国内屈指の右サイドバックとして活躍した後、2022年8月にイングランドのウェストハムに完全移籍を果たし、昨季に続いて11位に終わった今シーズンも全22試合に出場した。


 そんな清水の現行契約が今年6月までとなっているなか、報道によると、マンチェスター・シティが同選手との契約に関心を示しているという。また、ウェストハムからの契約延長オファーを断ったことも伝えられており、今夏にフリーでマンチェスター・シティに加入する可能性が浮上している。


 なお、仮に清水がマンチェスター・シティに加入することになれば、東京NB時代やなでしこジャパンでも一緒にプレーする長谷川唯と再びチームメイトとなるが、果たして今季勝ち点では史上初の5連覇を果たしたチェルシーに並んだものの、「7」点の得失点差でリーグ2位に終わってしまったマンチェスター・シティは清水を獲得することになるのだろうか。