バイエルンに所属する韓国代表DFキム・ミンジェに厳しい評価が与えられている。


 チャンピオンズリーグ(CL)・準決勝ファーストレグが4月30日に行われ、バイエルンはホームでレアル・マドリードと対戦。24分に先制点を奪われたものの、53分にレロイ・サネのゴールで追いつくと、57分にはハリー・ケインがPKを決めて勝ち越しに成功した。しかし、83分にPKから同点弾を許し、2−2のドローに終わった。


 この試合にフル出場したキム・ミンジェだったが、簡単にヴィニシウス・ジュニオールに背後を取られてしまい先制点を許してしまうと、リードして迎えた82分にはペナルティエリア内でロドリゴを倒してしまい、PKを献上するなど、2失点に関与。試合後にはトーマス・トゥヘル監督から「賢さが足りない」などと厳しい言葉がかけられている。


 そんなキム・ミンジェは、試合後に発表された各メディアの選手採点でも酷評され、イギリスメディア『Squawka』ではチーム最低の「3」点がつけられた。


 寸評では「ヴィニシウスとの激しい戦いの中で、彼は先制点の場面では真ん中に捕まえに行き過ぎてしまい、スルーパスにはわずかに届かなかった。ボールが頭上を越える前にキムはショートパスを読み取ろうとして近づき過ぎてしまい、後半終盤にもヴィニシウスにはチャンスがあった。その後、終盤にはロドリゴを倒したことでペナルティを与えてしまった。本当に忘れられない夜になった」と指摘した。


 また、イギリスメディア『90min』でもキム・ミンジェはチーム最低の「4」と採点され、「ヴィニシウスに奪われた先制点の場面ではポジションを外され、ブラジル代表選手についていくのに苦労する場面もあった。ロドリゴを地面に引きずり倒してペナルティを与えてしまった」と厳しい評価が下されている。



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