様々な歌舞伎俳優が出演し、多彩なゲストを迎えながら楽しいトークを繰り広げてきたオンライントークショー『歌舞伎家話(かぶきやわ)』。この度、2024年4月5日(金)に初日を迎える第三十七回『四国こんぴら歌舞伎大芝居』に出演する松本幸四郎、中村壱太郎、市川染五郎の3名が、初日公演直後の金丸座(旧金毘羅大芝居)の舞台上から『歌舞伎家話』を生配信することが決定した。

『四国こんぴら歌舞伎大芝居』は令和2(2020)年に第三十六回の公演がコロナ禍により中止となって以降、金丸座(旧金毘羅大芝居)の「令和の大改修」や、コロナ禍を鑑みた開催の見送りを経て5年ぶりの開催となる。幸四郎と染五郎は前回中止となった第三十六回公演に出演を予定しており、幸四郎は今回の第一部『沼津』で、以前同じ金丸座の舞台で父・松本白鸚が演じた呉服屋十兵衛を勤め、染五郎は今回が初めてこんぴら歌舞伎への出演となる。壱太郎は2016年以来8年ぶりの出演。第一部『沼津』の娘お米、そして第二部『松竹梅湯島掛額』の八百屋お七にどちらも初役で挑む。

本配信では、大改修後の杮落し公演となる今回の上演についての想いや、初日を終えたばかりの感想など公演直後でしか聞くことのできない新鮮なトークをおくる。

また、今回は『歌舞伎家話』初、舞台の上から生配信を実施。日本最古の芝居小屋として国の重要文化財にも指定されている金丸座の舞台上から、公演直後の熱気とともに古き良き劇場の雰囲気も味わえる特別な配信となるだろう。