伊東歌詞太郎が、今年8月から12箇所を巡るライブハウスツアー『MIX』と、演出を変えての東京ホール公演となる『Mastering』の開催を発表した。

今回のツアーは、昨年から再開した動画投稿「歌ってみた」の楽曲や、これから発表されるオリジナル楽曲達が【MIX】された内容で、6月から実施予定の路上ライブにて販売される新作CD「DEMO→REC」から繋がる内容の公演となる。

タイトルには一連の楽曲制作がリンクされており、路上ライブから楽曲に彩りが加わっていく様子を体感しながら、「ライブに来てくれた人の声や気持ちを含めて完成となる」といったメッセージが込められた初演奏楽曲を楽しむことができる。

なお、4月10日(水)には、中国の人気ロックバンド・白鯊JAWS(BaishaJAWS 読み:バイシャジョーズ)とのコラボレーション曲「ReStart」が配信リリースされた。

伊東歌詞太郎 コメント

今年の演奏は「伊東歌詞太郎」の楽曲制作の流れを、一年を通して表現してみようと思っております。

制作の第一段階は「経験」です。いろんなこと、場所を経験して音楽のエッセンスを自分の中に落とし込みます。これが今年の5月まで。
第二段階が「デモ制作」。アレンジメントを本格的に行わずに、ギター1本などシンプルな構成で曲を形作る。これらは路上ライブに当てはめて。
第三段階が「アレンジメント」。デモをもとに様々な楽器やリズムを入れて録音し楽曲として完成させる。これはツアーリハーサル。
第四段階が「ミキシング」。何度も何度も各楽曲を細かく再生しながらバランスを整えていき、楽曲データとして完成させる。これがタイトルにも表した今回のツアーです。
第五段階が「マスタリング」。ミキシングで完成した各楽曲を並べた時にバランスが崩れないよう、さらに調整します。これは最終日に演出の入る東京公演で。

路上ライブからツアーと制作の流れを楽しみながら、この一年という作品を一緒に完成させてくれたら嬉しいです!