文学作品展示即売会『文学フリマ東京38』が2024年5月19日(日)に東京流通センターにて開催される。

『文学フリマ』は2002年にスタートした文学作品の展示即売会。出店者が「自分が〈文学〉と信じるもの」を自らの手で販売するというコンセプトのもと、自作の書籍を中心に出品。作品の内容は、小説・物語・詩・俳句・短歌・ノンフィクション・エッセイほか、評論・研究書など多岐にわたり、対象年齢やジャンルもさまざま。

また、過去にイベントに参加していたこだま、小林エリコ、並木陽などが新人作家としてデビューしており、2022年には『文学フリマ』で12年間活動していた高瀬隼子が芥川賞を受賞するなど、プロの編集者やライターも多く輩出。新進の文学シーンを牽引するイベントとしても注目されている。

昨年2023年11月に東京で開催された際には、約1800ブースの出店者が集い、来場者を含めた参加者が約1万3千人を記録。2024年東京のほか、新たに加わる「文学フリマ香川」を含め、全国で8都市計9回の開催が予定されているとのこと。

『文学フリマ東京38』の入場券は、イープラスにて販売中。