女優の広末涼子(43)が17日、都内で行われた廃棄物ゼロプロジェクト「REBORN by BIOTECHWORKS―H2」の立ち上げイベントに特別ゲストとして出演した。昨年5月に映画「最後まで行く」の舞台あいさつに登場して以来、11カ月ぶりの公の場。翌6月にシェフの鳥羽周作氏(45)とのダブル不倫が発覚し、謹慎、離婚、事務所からの独立と波乱の1年を経ての仕事再開となった。

 白いシャツにデニム地パンツの爽やかな装いで登壇。鏡抜きに参加し、登壇者とともに言葉を交わして笑顔を振りまいた。

 「サステナブル(持続可能な)ファッション」をテーマにしたトークショーにも参加。子育て期に「お母さん感が強くなりすぎるかなと思って、女優感を出していかなければと20代前半は思っていた」とデニムを封印していたことを明かした。「この年齢になって初めて“次の世代の子供たちがどういう環境で育っていくのか”と考えた時に“より良い日本にしたい、より良い世界にしたい、もっと安心安全な優しい地球になってほしい”と考え始めました」と語り、女優の顔と3児の母の顔、両方を見せた。

 その後、再び登壇すると、ショートパンツ姿で美脚を披露した。出演後には自身のSNSに「緊張したー」と投稿した。

 鳥羽氏との不倫騒動では、キャンドル・ジュン氏(50)との離婚や、CMをはじめとする仕事の降板など大きな岐路に立たされた。今年2月に事務所から独立し、個人事務所「R.H」を設立。広末と鳥羽氏を知る知人によると、2人の再婚の意思は変わっていないという。10代から人気を誇り、私生活では“お騒がせ女優”の呼び名を持つ広末の「REBORN(再生)」が注目されそうだ。

 ≪鳥羽氏はハラカドに出店≫一方の鳥羽氏はこの日、プロデュースした新店舗がオープンした。東京・原宿の商業施設、東急プラザ原宿「ハラカド」の5階に入ったファミリーレストラン「FAMiRES(ファミレス)」で、ランチタイムの正午ごろには、15人ほどが列をつくるなど大盛況。SNSで「やっと夢がかないました。改めて時代に合った自分なりのファミレスがオープンします」と報告した。

 ◆不倫騒動を巡る経過◆

 ▼2023年3月下旬 広末と鳥羽氏がレストランで出会う

 ▼6月7日 不倫疑惑を文春オンラインが報道

 ▼11日 キャンドル氏がイベントで「けじめをつけます」「お楽しみに」と発言

 ▼14日 広末、鳥羽氏両者が謝罪コメントで不倫認める。所属事務所は無期限謹慎処分を発表

 ▼18日 キャンドル氏が緊急会見

 ▼22日 鳥羽氏がレストラン運営会社の代表を辞任

 ▼7月23日 広末とキャンドル氏の離婚発表

 ▼24年2月16日 所属事務所「フラーム」を退社。個人事務所を立ち上げ、公式サイトやインスタグラムを開設