実業家・西村博之(ひろゆき)氏(47)の妻でWebディレクターの西村ゆかさんが8日放送のTBS「ワールド極限ミステリー」にVTR出演。自身の母親がギャンブル依存症だったことを告白した。

 ゆかさんが4歳の時に両親が離婚。母親はそれをきっかけに闇カジノにはまって家を明けることが多くなり、1人残されたゆかさんは食事もままならないこともあったという。「長いと3日ぐらい帰ってこないことがあって。育児放棄だろうというふうに自分も言うとは思います」と振り返った。

 母親の依存症がストレスになり、ゆかさんは中学時代に摂食障害を発症しその後12年間苦しんだ。学資を払ってもらえないため大学進学をあきらめてフリーターになったが、アルバイトを掛け持ちして働くゆかさんに母親は金の無心をしてきたことも。そして必死に貯めた60万円を取られてしまったという。

 「子供に金を出せというのは完全に間違った行動だと思うんですけど、子供の時にやられた自分はそれが間違っていることだと分からない。大人になってから考えると、完全に支配だしネガティブな感情でコントロールしてたんじゃないか」と母親との関係を回顧。

 母親はその後ギャンブル依存症から抜け出すことなく、がんのため亡くなった。ゆかさんは「1人で解決できる問題じゃない。もし依存症者の家族と関わり続けるのがつらいなら、無理せずいったん距離を置いていいと思う」と同じ悩みを持つ人に助言を送っていた。