大方斐紗子 年齢に負けず今後も「突き進む」壇上でよろける場面も元気に宣言 「野村昭子賞」受賞
橋田賞は、脚本家の故・橋田寿賀子さんが理事を務めた橋田文化財団が、優れたテレビ番組や放送関係者を顕彰するため1993年に創設した年間表彰。
「野村昭子賞」を受賞した大方は、長年にわたり放送業界で幅広く活躍。バイプレーヤーとして映像作品には欠かせない存在感が高く評価された。
壇上にゆっくりと上がった大方。受賞者に贈られる本賞の置き時計を受け取ると、ふらっとよろけて、支えられる場面も。会場では心配の声が上がった。
受賞のスピーチを促されると、1人で元気にマイクの前に立ち「このような素晴らしい賞を頂いて、今、倒れそうでした」と会場の笑いを誘いながら「これからも歳だと思わないようにして突き進んでまいります。本当にありがとうございました!」と元気に宣言した。
「野村昭子賞」は、2022年に亡くなった女優・野村昭子さん(享年95)の遺族が、同財団に行った寄付をもとに設立された特別賞。長いキャリアと確かな演技力で存在感を示す俳優を顕彰する。
大賞は該当なし。受賞作、受賞者は以下の通り(敬称略)。
▽橋田賞 ドラマ「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ)、ドラマ「ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語―」(TBS)、連続テレビ小説「らんまん」(NHK)、相葉雅紀、神木隆之介、北川景子、バカリズム、大下容子
▽橋田賞新人賞 浜辺美波、趣里
▽橋田賞特別賞 井上順
▽野村昭子賞 大方斐紗子