俳優で歌手の京本政樹(65)が21日放送のフジテレビ「ぽかぽか」(月〜金曜前11・50)にゲスト出演。一世を風靡(び)した「必殺仕事人」シリーズでの知られざる事実を明かし、出演者を驚かせる場面があった。

 京本はゲストに対する勝手なイメージについて語る「ぽいぽいトーク」のコーナーに登場。芸能界最強の“老けない男”としてテレビ朝日「必殺仕事人」シリーズやTBS「高校教師」など代表作を紹介。シンガーソングライターとしての顔も持ち、ギターを刀を一体にしたスペシャルギター「The 必殺 SUMURAI KYOMOTO SPECIAL」を制作。宝石が散りばめられ、製作費は2300万円かかったと紹介された。

 京本は「シンガーソングライターをやっていて、ロック的なニューミュージックもやっていたんですけど、必殺が当たった時に、“京本、曲を書かないか”って言われて。主題歌を作詞作曲したんです」と「必殺仕事人V・激闘編」(1985〜1986年放送)の鮎川いずみが歌う主題歌「女は海」を作詞・作曲したことを明かした。

 「音楽平尾昌晃って出てるから、僕、出演者だから言えないじゃないですか。何となく知られないままに今日まで来て」と苦笑。スタジオからも「知らなかった」「え〜すげー」「そうだったんだ」と驚きの声が上がった。

 スペシャルギター製作の裏側も告白。「今から数年前の時に、久しぶりにコンサートやろうかなと思って。時代劇と現代劇がもう当たってる。俺が歌ってもファンの人は喜ぶと思うけど、初めて京本政樹を見る人にとっては、刀とか振り回すのが見たいのかなと思って、高見沢さんのギターを作っているESPさんに頼んで作ってもらったらあんな高いギターになって」と苦笑。「今でも事務所に置いてます」と話した。