ロッテの変則左腕・高野脩汰が直面した“2巡目”の壁…成瀬善久氏「引き出しがなくなった」
ロッテOBの成瀬善久氏がプロ初先発したロッテ・高野脩汰投手(25)が直面した2巡目の壁を解説した。
成瀬氏は「中継ぎが基本ベースのピッチャーなので序盤からフォークで押していた」と指摘した。
初回1死一、二塁のピンチでは山川を127キロのフォークで空振り三振。近藤129キロのフォークでニゴロに仕留めた。
2回も1死から走者を出すとフォークを決め球に切り抜けた。
成瀬氏は「スライダーも持っているのに割合が少なかった。先発は2巡目が壁になる。引き出しがなくなってしまう」と説明した。
そしてソフトバンク打線が2巡目に入った3回に社会人出身の2年目左腕は2点を失ってしまった。
始めから短いイニングを想定していても4回までは考えていたかもしれない。
高野脩は3回3安打2失点だったが、4回から登板した二保がソフトバンク打線に捉えられてしまった。