NBAで日本人最長となる6季目を終えて来季からBリーグ入りを表明した渡辺雄太が22日放送WOWOW「NBAプレーオフ西1回戦 マーベリックスvsクリッパーズ第1戦」のゲスト解説として生出演。パリ五輪への思いを明かした。

 昨夏に開催された男子バスケットボールW杯で日本代表は48年ぶりとなる自力での五輪出場を決めた。「みんなで一生懸命頑張って勝ち取ったパリへの切符なので、みんなワクワクしていると思います」と語った。

 パリ五輪の1次リーグではドイツ、フランスそしてラトビアで行われる最終予選を勝ち抜いてきたチームと対戦する。「めちゃくちゃ強い相手ですけど、また強くなった日本代表を見せられればと思います」と意気込んだ。

 フランスには、今季NBAに衝撃を与えた大型新人ビクター・ウェンバンヤマがいる。

 渡辺はサンズ時代にウェンバンヤマとマッチアップした経験もある。ウェンバンヤマのポストプレーにマークした渡辺は、相手のターンオーバーを誘う好守備を見せた。

 「(ウェンバンヤマは)本当に規格外。スペースがあるのに、手を伸ばされたらブロックされてしまうような感じだったので、対戦相手としては嫌でしたね」とウェンバンヤマの印象を語った。