ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が、自身が率いた15年W杯日本代表で活躍したSH田中史朗(東葛)が引退を発表したことに関し「日本ラグビーを変えてくれた。相手に畳みかけるマインドが凄かった」と功績を称えた。

 25日の代表育成プロジェクトに参加後、報道陣の取材に答えた。24日に今季限りでの引退を表明した田中が将来日本代表HCを目指す考えを示した。ジョーンズHCは「ラグビーを本当に理解している。次のHCになれない理由はない」と期待感を口にした。

 プロジェクトには選抜された14人の大学生が参加。エディーHCから注目の若手選手として名前を挙げられていたFB矢崎由高(早大)は「指導してもらえる機会があるのは、ありがたい。ベストパフォーマンスを続けることが(代表への)一番の近道」と語った。