◇ナ・リーグ ドジャース3−1マーリンズ(2024年5月8日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が8日(日本時間9日)、本拠ドジャースタジアムでのマーリンズ戦に「2番・DH」で先発出場。4打数無安打で今季初めて2試合連続ノーヒットに終わったが、チームは今季最長の7連勝を飾った。

 初回1死で迎えた第1打席、3ボール1ストライクからの5球目、低め直球を自信を持って見逃し、四球と確信して一塁に歩を進めようとしたが球審がストライク判定。これでフルカウントになると、6球目の外角直球もストライクのコール。見逃し三振に倒れると、球場からは球審へのブーイングが沸き起こった。

 3回2死の第2打席は1ボール2ストライクからの4球目、相手先発・ウェザーズの外角スイーパーに空振り三振。6回の第3打席は鋭い打球を放ったが左直に倒れた。

 8回の第4打席は相手3番手左腕・ナーディに左邪飛に打ち取られた。

 大谷は4日(同5日)のブレーブス戦から6日(同7日)のマーリンズ戦まで3試合連続本塁打をマーク。前日7日(同8日)のマーリンズ戦はキャリア初の4試合連発に期待がかかったが、2打数無安打に終わった。

 これで、6日(同7日)のマーリンズ戦第4打席から9打席ノーヒットとなった。

 試合は初回にT・ヘルナンデスが右前適時打を放ち先制点を奪うと、1−1の6回にも勝ち越しの10号2ラン。この日のチームの3打点すべてを叩きだし、勝利に貢献。投げては先発・ストーンが7回1失点と好投し、ドジャースが7連勝。2カード続けてスイープに成功した。