LE SSERAFIMが「コーチェラ」で披露した“歌唱力”に酷評が飛び交ったなか、メンバーのサクラ(宮脇咲良)が心境を明らかにした。
サクラは4月15日夜、ファンコミュニケーションプラットフォーム「Weverse」に日本語の長文を掲載した。
ここでサクラは、「コーチェラの準備から、ステージ当日までの間に、沢山のことを学びました」と切り出し、「ステージに立つというのは、どういうことなのか。完璧な姿を見せることなのか?観客を楽しませることなのか?あるいは、1つのミスも許されず、ステージをこなすことなのか?人によって基準は違うでしょう。どんなステージか?によっても、変わってくるでしょう」と綴った。
続いて、「私は、このステージを、私たちを知らない人たち、曲を初めて聞く人にも、とにかく楽しかった!今日という日が、忘れられない素敵な一日だった!と感じてもらえるような、そんなステージにしたかったです。」と心境を語った。
さらに、「誰かの目には、未熟かもしれない。でも誰にとっても完璧な人なんていなくて、私たちが見せてきたステージの中で、最高のステージだったことは、揺るぎない事実です」として、「だから、これからもっと、より良いチームになれるってことが、凄く楽しみで、もっともっと頑張りたいと、心から思えるステージでした」と満足感を示した。
最後に、「そして、現場に駆けつけてくれたピオナ、配信で見守ってくれたピオナ、本当にありがとうございました。ピオナがいてくれたから、胸を張ってできました。本当にありがとう」とファンへの感謝を綴るとともに「コーチェラ、本当にありがとうございました!!!来週も、頑張るぞ!!」と、20日の公演への意気込みを伝えた。
なお、LE SSERAFIMは13日(現地時間)、コーチェラで約40分間、計10曲の歌を披露した。未公開の英語曲をはじめ、ナイル・ロジャースと『UNFORGIVEN』のコラボパフォーマンスを披露するなど、精魂込めたステージを展開。デビューから2年未満の非英語圏アーティストとしては、異例の早さだった。その一方、不安定な歌唱力などで悪い意味でも注目を集めてしまった。
サクラの投稿全文は以下の通り。

コーチェラの準備から、ステージ当日までの間に、沢山のことを学びました。
ステージに立つというのは、どういうことなのか。
完璧な姿を見せることなのか?
観客を楽しませることなのか?
あるいは、1つのミスも許されず、ステージをこなすことなのか?
人によって基準は違うでしょう。
どんなステージか?によっても、変わってくるでしょう。
私は、このステージを
私たちを知らない人たち、曲を初めて聞く人にも、とにかく楽しかった!今日という日が、忘れられない素敵な一日だった!と感じてもらえるような、そんなステージにしたかったです。
そして、きっと、その覚悟は伝わって、
最高のステージができたと思っています。
デビューして、まだ2年も経っていない、ツアーも一度だけしかしたことのない私たちが、コーチェラというステージで、胸を張って、楽しんで、心からこのステージへ全力を注いだ。
それだけで、まさに、人生であり、ルセラフィムだなと感じる1日でした。
ピオナも、生きていて色んな困難に立ち向かい、色んな理不尽に出会うでしょう。
でも、自分がしてきたことを確実に知っているのは、自分だけです。
私は、このステージの為に、本気で準備をして、その中で苦しみ、そして、楽しみながら、本番当日、その全てを見せられた、と思っています。
誰かの目には、未熟かもしれない
でも誰にとっても完璧な人なんていなくて
私たちが見せてきたステージの中で、最高のステージだったことは、揺るぎない事実です。
だから、これからもっと、より良いチームになれるってことが、凄く楽しみで、もっともっと頑張りたいと、心から思えるステージでした。
誰かと比べて得られるものと、過去の私と比べて得られるものでは、何もかもが違うと思います。
どうか、普通に生きていても、苦しい世界で、心から好きだと思えるものを見つけ、良いもの好きなものだけを見てほしい。
良いものだけを見ること、それは、甘えでも何でもない。
自分の人生なんだから、私が生きたいように生きていいのだから。
今日、コーチェラの広場を歩いていたら、何人かの方々が
「あなた達の昨日のステージは最高だった!!!」
と、話しかけてくれました。
それだけで、私はもう感無量でした。
ステージから見える観客の皆さんが、最後まで楽しんでくれて、歌を一緒に口ずさんでくれて、そんな素敵な空間を共有できたことが、私にとって最高の思い出です。
誰がどう思っても、私は私が感じたことを信じています。
だから、ここまでこれた。
私は私を裏切らないし、これからも私を信じています。
今回のステージを作るために、手助けしてくれたスタッフの皆さん、ダンサーの皆さん、バンドの皆さん、全ての方々に感謝でいっぱいです。
そして、現場に駆けつけてくれたピオナ、配信で見守ってくれたピオナ、本当にありがとうございました。

ピオナがいてくれたから、胸を張ってできました。
本当にありがとう。

そして、これからも、想像もできない景色を見せられるように頑張るので、ずっと応援していてください。
コーチェラ、本当にありがとうございました!!!
来週も、頑張るぞ!!!
◇LE SSERAFIMとは?
BTSらを擁する韓国の大手芸能事務所HYBEが傘下レーベルSOURCE MUSICと共にローンチした初のガールズグループ。IZ*ONEメンバーとして活躍したキム・チェウォンと宮脇咲良を筆頭に、カズハ(日本人メンバー)、ホ・ユンジン、ホン・ウンチェらで構成された。2022年5月2日にデビューアルバム『FEARLESS』をリリースしてデビュー。直後にメンバーが1人脱退して5人組となったが、韓国はもちろん、年末にはNHK紅白歌合戦にも出場するなど日本でも話題となった。2023年1月25日、正式に日本デビューを果たした。