ドジャース大谷翔平投手は4月1日(日本時間2日)、本拠地ドジャースタジアムでのジャイアンツ戦に「2番DH」で先発出場。初回の打席は二塁ゴロで今季3打点目、続く第2打席は右翼線の二塁打でチャンスメークに貢献した。

■待望の今季1号にも期待

前日のカージナルス戦では第3打席で二塁打を放ち、逆転勝利の口火を切った大谷。この日は、序盤からチームの得点に絡む活躍を見せた。

大谷は初回の第1打席、ジャイアンツの先発キートン・ウィン投手の3球目スプリットを真芯で捉えると、打球は速度108.8マイル(約175.0キロ)の強烈な打球に。惜しくも二塁手正面に飛んだが、三塁打で出塁したムーキー・ベッツ内野手がホームイン。貴重な先制点を演出した。

続く第2打席も四球のベッツを走者に置くと、再びウィンの3球目スプリットにバット合わせ右翼線の二塁打に。速度98.9マイル(約159.1キロ)の鋭い打球が一塁手の左を抜けていく一打でチャンスを広げると、3番のフレディ・フリーマン内野手が中前適時打。三塁に進んだ大谷は、ウィル・スミス捕手の犠飛で3点目のホームを踏んだ。

試合は3回を終え、ドジャースが3−0でリード。同地区ライバルのジャイアンツ相手に着々と得点を重ねている。大谷はここまで2打数1安打、今季初アーチにも期待したい。

(H.Ariga/SPREAD編集部)