卓球の「ITTFワールドカップ2024」のグループステージが17日に行われ、早田ひな(日本生命)はエリザベタ・サマラ(ルーマニア)と対戦。相手が棄権し、4−0で勝利した。

■多彩な攻めで第2ゲームまでリード

早田は初戦のザビーネ・ウィンター(ドイツ)相手に3−1で勝利して、2戦目を迎えた。

第1ゲームは拮抗した立ち上がり。中盤に早田が力強いバックのレシーブで主導権を握り、11−6で先取する。

第2ゲームではロングサーブも織り交ぜてサマラの懐を突くと、得意のフォアドライブも見せる。サマラに迫られる時間もあったが、11−8で連取し優位に立つ。

第3ゲームに入る前にアクシデント。サマラが腰をおさえた様子を見せ、治療に入る。そのまま棄権を選択し、4−0で早田の勝利が決まった。