総合格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.46ライジン46)」は29日、有明アリーナにて開催。第9試合の「牛久絢太郎 vs. 太田忍」は、太田忍が判定3−0で勝利した。

■勝利後、太田忍は余裕の“バク宙”

フェザー級元王者で、この試合からバンタム級に転向した牛久。その初戦は試練の黒星スタートとなった。

第1ラウンドから、太田のレスリング力が光った。太田は躊躇なく牛久に飛び込みテイクダウンを奪う。抜群のレスリング力で牛久をマットに押し込み太田が優勢のままラウンド終了。

(C)RIZIN FF

第2ラウンドでは牛久が投げられたタイミングでトップポジションを奪い返す場面も。しかし、このラウンドも太田のペースで試合は進んだ。最終ラウンドも太田は牛久をコーナーに押し込み完全掌握。判定3−0で太田がフルマークの判定勝ちを収め、RIZIN2連勝を飾った。

実況席は「(太田の)この戦い方をされたら、結構バンタム級ファイターみんな恐怖なんじゃないですかね」とフェザー級元王者の強みを完全に潰して完封した太田を絶賛した。

同大会は「ABEMA PPV」にて全試合生中継されている。