世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が6日、東京ドームでルイス・ネリ(メキシコ)と対戦。6ラウンドにKO勝ちを収め、4団体タイトルの初防衛に成功した。

■米ファンも衝撃「彼は地球上で最高だ」

米専門サイト『ボクシング・シーン』は「ナオヤ・イノウエは恐怖と1ラウンドでのダウンを乗り越え、メキシコの挑戦者ルイス・ネリを3度もダウンし、見事な6ラウンドノックアウト勝ちを収めた」と報道した。

続けて「イノウエはサウスポーの左フックで最初のダウンを奪うと、2回目は素晴らしいカウンターの左フックでネリを沈めた」とダウンを奪った左フックを絶賛。さらに「第5ラウンドにも見事な左フックでネリを転倒させ、勝負の第6ラウンド、右ストレートでネリは1分22秒の段階で劇的なKOを喫し、イノウエは東京ドームの満員の観衆の前でスーパーバンタム級統一王座を防衛した」と井上の逆転劇を伝えた。

この記事には現地ファンからも多くのコメントが寄せられており「ほとんど動かずに、ものすごいパワーを生み出すことができることに驚いた。イノウエはKOを喫したがそれを修正した。彼はナンバー1だ」「イノウエは今回も素晴らしいパフォーマンスだった」「クロフォードに次ぐパウンド・フォー・パウンドとしての地位を確立した……彼は地球上で最高だ」など井上を称賛する声が上がっている。