第19回ヴィクトリアマイル(GI、芝1600m)が行われる東京競馬場の馬場情報が14日、JRAより発表された。東京は芝・ダートともに「良」でスタート。

芝のクッション値は「9.5/標準」、芝の含水率はゴール前14.4%、4コーナー13.1%と計測された。

■土曜時点でトラックバイアスはなし

週末は好天に恵まれ、加えて東京芝は今週より、Aコースから3m外へ内柵を設置するBコースへ変更。前週のクッション値「9.4」より硬化し、土曜東京11R・京王杯スプリングC(ウインマーベル)は芝1400m1分19秒7の好時計が出た。

2着レッドモンレーヴは4角最後方の15番手から大外一気、上がり32秒2の鬼脚で勝ち馬に迫った。土曜時点ではコース替わり特有である「イン前有利」のトラックバイアスは見られなかった。

勝ち時計も上がりも速かった土曜の傾向から、決め手があり持ち時計も優秀なナミュールマスクトディーヴァの上位人気は力を発揮できる条件か。穴には東京芝1600mの持ち時計1分32秒前後の走破記録があるフィールシンパシーコンクシェルをピックアップしたい。

24年ヴィクトリアマイル(5月12日)

含水率 └ゴール前=芝14.4%|ダ2.9% └4コーナー=芝13.1%|ダ2.8% 芝のクッション値=9.5[標準]

23年ヴィクトリアマイル(5月14日)

含水率 └ゴール前=芝14.7%|ダ8.0% └4コーナー=芝14.1%|ダ8.3% 芝のクッション値=9.2[標準]