MLB公式サイトは20日(日本時間21日)、記者43人による今季のMVP模擬投票の最新結果を発表。日本選手では、ドジャース大谷翔平投手がナ・リーグ2位に選出。デビュー登板から快進撃を続ける、カブス今永昇太投手にも得票が入った。

■急成長のヘンダーソンがAL3位に

投票者は各選手の現在の成績に加え、残り試合の予想も加味して投票。ア・リーグはヤンキースのフアン・ソト外野手、ナ・リーグはドジャースのムーキー・ベッツ内野手がMVPの最有力候補に選ばれた。

ナ・リーグは投票者43人中23人から1位票を獲得したベッツがトップに立ち、大谷も18人から1位票を獲得。記事では大谷を「右肘の手術から回復中で、今年は登板していないが、ここ4年間で3度目のMVPを狙う勢いは止まらない」と称賛。また、本塁打と打点部門でナ・リーグ二冠王を快走する、ブレーブスのマルセル・オズナ外野手も5位にランクインした。

ア・リーグはソトが投票者43人中28人から1位票を獲得。ここまで49試合に出場して打率.316、11本塁打、37打点、OPS.966と好調をキープ。また、両リーグトップの16本塁打と急成長を見せる、オリオールズのガナー・ヘンダーソン内野手が3位に。2022年のMVPアーロン・ジャッジ外野手も4位に入っている。

ナ・リーグMVP模擬投票TOP5

1位:ムーキー・ベッツ(ドジャース) 2位:大谷翔平(ドジャース) 3位:ウィリアム・コントレラス(ブルワーズ) 4位:エリー・デラクルーズ(レッズ) 5位:マルセル・オズナ(ブレーブス)

ア・リーグMVP模擬投票TOP5

1位:フアン・ソト(ヤンキース) 2位:カイル・タッカー(アストロズ) 3位:ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ) 4位:アーロン・ジャッジ(ヤンキース) 5位:ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)