「ネットや携帯での詐欺に引っかかってしまう人が多い」ほやドル萌江さんが注意を呼び掛けた深刻な現実　被害は前年の3倍に…

宮城県警の「みやぎ防犯広報大使」に、ほやドルとして知られる萌江さんが任命され、さっそく金融機関で特殊詐欺の被害防止を呼びかけました。

県警本部生活安全部　山田代幸部長：
「委嘱状、萌江殿。あなたをみやぎ防犯広報大使に委嘱します」

石巻市出身のシンガーソングライターで「ほやドル」として親しまれている萌江さん。県警の「みやぎ防犯広報大使」を務めるのは今回で４期目です。１年間、動画への出演や防犯イベントへの参加を通して特殊詐欺などへの注意を呼びかけます。

みやぎ防犯広報大使　萌江さん：
「いま、ネットや携帯での詐欺に引っかかってしまう人が多い。どのような被害に遭っているかという現状を知ってもらうことが大事」

萌江さんの呼びかけ：
「いまいろいろ詐欺が増えているのでご協力よろしくお願いします」

萌江さんは、仙台市内の金融機関に移動し、詐欺の手口などが書かれたチラシを配りました。県内ではＳＮＳを使った投資詐欺やロマンス詐欺被害が急増していて、今年２月末現在、被害件数は２７件と前年の３倍に、被害額も２億２１６０万円と１億４０００万円余り増えています。