17日、田植えが行われたのは、宮城県涌谷町吉住のコメ農家、黒澤重雄さんの田んぼです。およそ40アールに15センチほどに育った苗を機械で植えていきました。植えられた苗は、黒澤さんが25年ほど前から独自に栽培している極早稲(ごくわせ)品種のブランド米「おもてなし」です。ひとめぼれと比べて2週間から1か月ほど早く生育が進みます。黒澤さんによりますと、3月3日の種まき直後に気温の低い日が続いたものの、苗の生育は順調に進んだということです。

TBC

コメ農家 黒澤重雄さん:
「日本人の主食はコメなので(消費者に)新米ができたねと喜ばれるコメに育ってほしい」

コメ農家 黒澤重雄さん

「おもてなし」は去年より20アール広いおよそ5.2ヘクタールに作付けされ、農薬や化学肥料を使わず育てられます。黒澤さんは「遅くても8月20日ごろまでに刈り取りをしたい」と話していました。