「追いつかれたら、ひっぱたいでやろうかなと思いました」楽天・岸孝之投手が今季初勝利　則本昂大投手９回ピンチで踏ん張る　日本ハム戦５対１で勝利

プロ野球楽天イーグルスは２５日夜、ホームで日本ハムに勝利、投打に主力選手が力を発揮しました。

楽天は1回、先頭打者・小郷が日本ハムに先制パンチ。プレイボール直後の第1球、先頭打者・初球ホームラン。「狙っていた」と小郷、気持ちで第1号を放ちます。

さらに5回の楽天、ランナー2人を置き主砲の浅村、3ランホームランで5対0、中盤に日本ハムを大きく引き離します。

そして、力投を見せたのが先発の岸でした。1点を奪われたものの自ら志願し、続く7回もマウンドへ、雨天中止からのスライド登板にもしっかりと先発の役目を果たした岸、後続のピッチャーへ気持ちをつなぎます。

しかし9回、守護神の則本がピンチを招きます。ノーアウト満塁で一発が出れば同点と窮地を迎えましたが、打球はサード浅村の正面。運よくダブルプレーで一気に2アウト、則本を救います。粘る日本ハムを振り払い勝利を掴んだ楽天、投打に主力が意地をみせました。

楽天　岸孝之投手：
「則本投手が同点に追いつかれたら、ひっぱたいでやろうかなと思いましたけど。なんとか勝ててよかったです」