高さ6メートル!圧巻の「雪の回廊」が楽しめます。冬の間、閉鎖されていた宮城と山形を結ぶ「蔵王エコーライン」が26日、開通しました。

雪解けが進む蔵王。

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山頂付近では宮城県と山形県からゆるキャラたちも集まり開通を祝いました。

蔵王町と山形県上山市を結ぶ「蔵王エコーライン」。午前11時に閉鎖が解かれると、待ちわびていた人たちが次々と通過していきました。

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仙台から来た1番乗りの人:
「きょうは天気にも恵まれてとてもいい日ですし、全国にも蔵王の自然を満喫してもらいたいと思います」
名取から来た人:
「暖かいので、御釜が凍っていたらいいなと思っているんですけど。ちょっと溶けてるかな毎年楽しみに来ている」

訪れた多くの人が楽しみにしているのが、除雪によって生み出された「雪の回廊」です。

玉置佑規キャスター:
「雪の壁近くで見るとかなり迫力があります。きょうは天気も良いので白い雪と青空のコントラストが美しいです」

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訪れた人たちは、写真を撮りながら今しか見ることができない「雪の回廊」に目を奪われていました。

家族で訪れた人:
「素晴らしいですねもうちょっと高いかなと思ったんですけど、ちょっと今回雪が少なかったみたい。でも素晴らしいです」

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蔵王町によりますと今シーズンの積雪は全体的に少なかったものの、3月にまとまった雪が降ったため、山頂付近は最大6メートルほどの積雪となっています。去年よりは1メートルほど低いということです。

また、麓の遠刈田温泉では、遠刈田小学校の全校児童を中心におよそ100人によるパレードが行われ、開通に花を添えました。新1年生たちも緊張しながら旗を振って盛り上げていました。

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蔵王エコーラインの「雪の回廊」はゴールデンウィーク期間中は楽しめるということです。

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5月7日までの期間、午後5時から翌日の朝8時までは凍結の可能性があるため閉鎖が実施されます。