医師不足により、4月1日から入院患者の受け入れを休止していた宮城県の石巻市立牡鹿病院は、応援の医師が確保できたとして、5月7日から受け入れを再開することになりました。

石巻市の牡鹿半島にある市立牡鹿病院には、入院病床が25床あり、県内の複数の医療機関から医師の派遣を受け、診療態勢を維持してきました。しかし、一部の医療機関から「4月から医師の派遣が出来なくなる」と通知があり、13人いた入院患者の受け入れを、4月1日から休止していました。

石巻市立牡鹿病院

医師の派遣中止は、4月から始まった「医師の働き方改革」の影響が考えられますが、今回、別の病院から新たな派遣を受けるなど応援医師の確保にめどがついたとして、5月7日から、入院患者の受け入れ再開を決めました。

牡鹿病院では、「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。これからは正常に戻ります」と話しています。