宮城県大崎市の酒造会社が日本酒の原料として使う早稲品種のコメの田植えが、4日から始まりました。

田植えが行われたのは、大崎市松山の酒造会社「一ノ蔵(いちのくら)」が地元の農家から借り受けている田んぼです。
苗は、日本酒の原料となる早稲品種「やまのしずく」で、4日は今年作付けする4ヘクタールのうち65アールに植えられました。
今年は、先月2日の種まき以降、気温の高い日が続き、寒暖差も大きかったため温度管理に苦労したものの、苗の生育は順調だということです。

一ノ蔵・鈴木整社長
「しっかりとした充実した実の入ったコメに出来上がってそれを丁寧に酒に仕上げていきたい」

収穫は9月上旬を予定しているということです。