あす23日(火)は雨の降る所が多く、関東などヒンヤリする所も。ただ、24日(水)から26日(金)は晴れて暑くなるため、暑さ対策を万全に。来週はくもりや雨の日が多く、九州など梅雨入りの可能性も。今後の台風2号の動向にも注意。

1週目(23日〜29日):23日は雨でヒンヤリする所も

画像A

あす23日(火)、日本の南海上を前線を伴った低気圧が東へ進み、日本付近は気圧の谷や湿った空気の影響を受ける見込みです。沖縄は雨や雷雨で、東北や関東、東海も雨が降りそうです。関東から北は、朝からほとんど気温が上がらず、昼間でも空気がヒンヤリするでしょう。服装にご注意ください。

24日(水)から26日(金)は高気圧に覆われて、広い範囲で晴れる見込みです。梅雨入りした沖縄でも晴れ間が出るでしょう。日差しとともに気温が上がり、最高気温は、平年より高い所が多く、暑さが続きそうです。25日(木)は札幌でも夏日(最高気温が25℃以上)となる見込みです。強い日差しを避けたり、こまめに水分をとったりして、暑さで体調を崩さないようにお気をつけください。

27日(土)以降は、気圧の谷の影響で曇りの所が多く、北海道は雨が降るでしょう。29日(月)は東北から近畿でも、次第に雨が降りそうです。各地とも、最高気温は、平年より高い見込みです。

2週目(30日〜6月4日):九州など梅雨入りか

画像B

30日(火)以降は、北海道で晴れ間の出る日があるものの、東北から九州にかけて、曇りや雨のぐずついた天気が続くでしょう。梅雨入りの平年日は、九州南部で5月30日頃、九州北部で6月4日頃、四国で6月5日頃、中国地方や近畿、東海で6月6日頃、関東甲信で6月7日頃です。来週は、九州などで梅雨入りするかもしれません。

最高気温は、北海道で平年より低いですが、東北から九州、沖縄は、平年並みか平年より高い日が多い見込みです。雨でも気温が高いため、少しムシムシするかもしれません。気温があまり高くなくても、湿度が高いと、熱中症になることがあります。湿度もこまめに確認して、通気性の良い素材の服装を選ぶなど、体の中に熱がこもらないようにご注意ください。

28日(日)以降 台風2号の動向に注意

画像C

強い台風2号は、きょう22日(月)午前9時現在、カロリン諸島にあって、1時間に10㎞の速さで北北西へ進んでいます。中心気圧は975hPa、中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/sです。

このあと、台風は発達しながら北上し、24日(水)には「非常に強い」勢力となって、マリアナ諸島に進むでしょう。その後は、進路を西よりに変えながら、26日(金)から27日(土)に、フィリピンの東を進む見込みです。

28日(日)以降、台風の進路によっては、沖縄など台風の影響を受ける可能性があります。まだ、予想には幅がありますので、最新の台風情報にご注意ください。