今日(3日)の道内は、午後3時までの最高気温が昨日に比べて5度くらい低い所が多く、オホーツク海側では10度以上低くなった所もあります。明日(4日)も道内は全般に気温は平年より低めで、空気が少しひんやりと感じられそうです。

一桁の地点も 最高気温が前日より大幅ダウン

今日の北海道付近は、三陸沖から千島近海へと進む前線を伴った低気圧を含む気圧の谷の中で、上空には次第に寒気が流れ込みました。昨日(2日)は暖かく湿った空気が流れ込んで気温の上がった所が多くなりましたが、今日は寒気が流れ込んだ影響で日中でも気温の上がり方が鈍く、今日の午後3時までの最高気温は全般に昨日より大幅に低くなりました。主な都市では、札幌で16.4度と昨日より5.5度低く、北見では12.2度と昨日より14.4度も低い最高気温となりました。

なお、今日最も気温の上がっていない上川地方の士別の9.8度(0:10)など、一部では最高気温が未明に観測されており、日中にかけて気温がどんどん下がっている、というような所もあります。

明日も気温が低い? 体調管理に注意

明日(4日)も道内は寒気の影響が残るでしょう。今日よりは気温の上がる所が多くなりますが、それでも日本海側やオホーツク海側では平年よりかなり低めの最高気温となる見込みです。明日も気圧の谷が通過するため、全道的に雨が降るでしょう。この雨の影響もあり、空気がひんやりと感じられそうです。体調を崩さないよう服装選びに注意し、外出などの際は雨に濡れないよう雨具を持つとよいでしょう。