今日29日(水)は、北海道の日本海側で非常に強い風が吹き、猛吹雪のおそれ。夕方にかけて交通障害に警戒を。東北や北陸も風が強く、雪や雨が強弱をつけて降ります。落雷にも注意を。関東から九州は日本海側で曇りや雨となり、晴れる太平洋側も風が冷たいでしょう。

北海道の日本海側は交通障害に警戒 東北や北陸も強まる雪や雨、落雷注意

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今日29日(水)は強い冬型の気圧配置となるでしょう。北日本を中心に西よりの季節風が強まりそうです。

北海道の日本海側では、立っていられないほどの非常に強い風が吹き、猛吹雪となる所があるでしょう。夕方にかけて交通障害に警戒が必要です。通勤・通学の際は時間に余裕を持ち、最新の気象情報や道路情報などをしっかり確認しましょう。太平洋側にも雪雲が流れ込みそうです。また、明日にかけては日本海側を中心に大雪にも注意が必要です。

東北北部も広く雪が降り、日本海側では風が強く、吹雪くでしょう。局地的に雷を伴うこともありそうです。東北南部は沿岸部では雨の所が多いですが、山沿いでは雪が降るでしょう。雷が鳴って一時的に降り方が強まる所がありそうです。北陸は雨の所が多く、山では次第に雪に変わるでしょう。大気の状態が不安定になるため、落雷や突風、ひょう、急な強い雨にご注意ください。

冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

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この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3) 時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4) 時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5) こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

関東から九州 日本海側はすっきりせず 太平洋側も乾いた晴天

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関東から九州にかけては、日本海側で雲が広がりやすく、夕方から夜は雨の降る所があるでしょう。太平洋側は晴れて、乾いた空気に包まれます。室内で洗濯物を干す、加湿器を使うなど、湿度を上手に調節してください。

日差しがあっても最高気温は昨日ほど上がらず、寒くなります。お出かけの際は昨日より厚手の上着をご用意ください。